FXでレバレッジ率を決める方法

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儲けもレバレッジが効くことになりますが、損も倍化してしまうレバレッジ

スワップ狙いの場合、できるだけ長くポジションをキープする必要があります。そういう場合にはできるだけレバレッジを低くしておいた方が無難です。

高レバレッジにしていれば、振れ幅が大きくなるので、何かのはずみで大きく下落した時に、あらかじめ決めておいた損切りラインにひっかかってストップロスという事になりかねません。

値動き幅大きい通貨だとレバレッジ3倍でもキツくなる

米ドル、ユーロといった通貨取引量が大で、値動き幅がそんなにない通貨の時はレバレッジ3倍にしてもいいですが、取引量が少なく変動幅が大きいトルコリラ、南アランドだと、レバレッジ3倍でもハイリスクになります。

高レバレッジだと、それだけ一気に所持金を失う可能性が高くなります。

レバレッジをかけることでその年利を何倍にも変える事ができる

上記の南アフリカドルを買う時に3倍のレバレッジをかけていれば、8万円で1万南アフリカランドを買う事ができていたわけです。それで得られるのはレバレッジなしだた場合の金額と同じ23,040円ですから年利で考えれば28.8%にもなります。レバレッジ10倍ですと、年利は96.6%にもなります。

レバレッジは大損をする可能性もある

予想と反対に動いた場合、損も10倍になります。
FXを始めたばかりの頃はレバレッジは使っても2倍から4倍くらいにしておいた方が無難です。

レバレッジを上手く使うとスワップポイントが2倍、3倍に!でもリスクもあります | 元金融マンのFX比較

どうやってレバレッジを何倍にするか決めればいい?

ボリンジャーバンド1年設定はレバレッジを何倍にするかを考える時に役立ちます。

標準偏差から、1年の値動きを予測する方法

レバレッジシグマ

標準偏差って本当は出そうと思えばすごく大変です。ですが、それをボリンジャーバンドを使えば簡単に求める事ができます。

ボリンジャー・バンドは標準偏差をチャート化したものです。

為替相場が過去の価格推移から見て一定範囲内にあるかどうかを見る事ができます。

ボリンジャーバンドには4本の線があります。
中心の移動平均線から上に1標準偏差(1σ)、2標準偏差(2σ)、下に-1標準偏差(-1σ)、-2標準偏差(-2σ)という形で4本の線が描かれます。

ボリンジャーバンドの設定を1年に設定すると、1年の値動きがいくらかわかります。
これで、通貨ごとに、これからの1年でどんな風に、どれ位値が動くのかを考える事ができます。

ボリンジャーバンドで標準偏差を求めよう | 元金融マンのFX比較

だいたいの通貨は2標準偏差内におさまります。
例えば豪ドルの場合、1標準偏差(1σ)はだいたい5.5円位で、5.5%位の幅です。だいたいの通貨はプラスマイナス2標準偏差(±2σ)内に収まるので、大きく動いたときでも+11%位ですし、大きく下がった時でも-11%位という事になります。

そうやって、年間でその通貨がどれ位の幅で変動するか?という事を考え、その後レバレッジ率を決めるといいでしょう。

ホント、1年設定にして為替チャートを見ると最大幅が一目でわかります。11%動くのは大きいですが、一瞬で5%位の値動きはよくある事です。

もし、そこでレバレッジを5倍にしていた場合、それだけで25%も値動きしている事になります。

レバレッジ5倍で11%動いた場合には55%儲かる可能性もありますが、一気に55%を失ってしまう可能性もあるのです(事前に決めた損切りラインがあればそこでストップロスになりますが)

逆説的に言えば、どこまで損してもいいっていう範囲を決めればレバレッジ何倍にするかを決めれる

例えば豪ドルで3倍のレバにるすなら、11%の変動が最大であるので、そこでロスって33%まで損をしても平気と思える人は、レバレッジを3倍-にしてもキャパ内ということになります。

スワップ狙いではなくデイトレで為替差益狙いなら、高レバレッジでいくのはアリ

デイトレの場合は、損切りストップ注文をちゃんと入れておけば、高レバレッジでいくのもありです。ですがレバレッジを上げる場合には上記したスワップ狙いの場合と同じく、1日の変動幅を直近1週間位の期間でボリンジャーバンドで見て、標準偏差がどの位になるかを調べておくのがいいですね。

南アランド/円などは一日の変動率が大きいのでよくある大きめの下落に遭遇して強制的にロスカットになる可能性があるので、そういう事も考えて、あんまり高レバレッジにならないようにする必要がありますね。

取引をする際には、その通貨がどれ位の幅で動くのかを見て、あんまり引っかからない値に損切りを入れておかないと、ストップ注文で負け確定ばかりになって利益が減っていきます。

まとめ、所有する期間を決め、その期間でボリンジャーバンドを出して標準偏差を調べる。だいたい2標準偏差落とした値でも耐えれるようなレバレッジをかける、という風にレバレッジ率を決めればいいです。あんまりレバレッジを高くし過ぎると、ストップ注文で損切り貧乏になってしまう事も…。という事です。

最後にストップ注文って何?っていう方の為に注釈を入れておきます。

ストップ注文って何?

損失を拡大させないための損切り注文のこと。事前に決めた損切りラインをストップロスということもあります。

特にスワップ狙いの場合、できるだけ長く持ってスワップポイントを稼ぎたいところです。レバレッジを高くすればその分スワップポイントも増えますが、その分損切りラインにかかってしまうリスクも増えるという事ですね。

通貨毎にどれ位の変動幅があるのか、どういう値動きをするのかが違います。また、自分の資金力もレバレッジを設定する時には大きく関わってきます。

レバレッジを何倍にするかはボリンジャーバンドを使って標準偏差を出してから決めるのがベストですね。

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